

利き腕を骨折して入院中のスイマーに迫る好色看護師の魔手!
鍛え上げられた肉体は羞恥に震えながらも、その刺激と興奮には抗えず堕ちていく…。月刊ゲイ雑誌・G-men No.068に掲載された、病院内○○小説作品を配信開始!
羞恥に溺れる男×男の官能を描き続け、情感溢れる性描写で人気を集める作家・あすかともゆきによる名作男色○○小説!利き腕を骨折し、十日間の入院となった水泳部員の勝彦。
彼は、見舞いに来た先輩部員の龍太に「早く退院して、先輩の側にいたい…」と甘える。
自慰行為もできず、退屈な入院生活になるかと思いきや、勝彦の担当看護師の存在が、全てを変えようといていた。看護師の山村は30代のたくましい男であった。彼は勝彦の汚れた体を拭こうと、服を脱がせていく。
しかし、勝彦の体を這うその手つきはどこか意味深で…。勝彦はその刺激に、意に反して勃起させてしまう。
「今更隠しても遅いだろう。亀頭の裏側まで丸見えなんだからね」
恥ずかしがる勝彦にはおかまいなしに、山村は勝彦の亀頭をガーゼで包みこんで…。山村の行為は更に大胆に過激になっていく。
勝彦は龍太に言えない秘密を抱え、後ろめたさに苛まれながらも、
山村の魔手を振りほどくことができないまま、その快楽の渦へ巻き込まれていく…。『「今更恥ずかしがることもないよ。昨日は射精までしたくせに。
君なら尻の穴を見られたってどうってことないだろ」
「……」
底意地の悪いそんな言い草にも反論できない自分自身が、勝彦はひどく情けなかった。
「もっと足を開いて。尻の穴が良く見えるようにしてごらん。
穴だけじゃなくて金玉の裏側まできれいにしてあげるからね」
もし足が自由に動くなら、たとえ全裸のままでもとにかくその場を逃げ出すだろうと勝彦は思った。
けれど、素直に足を開いて尻の谷間を覗き込まれること以外は何もできない。
「ハヒィィ」
ガーゼを巻いた人差し指が肛門の襞に触れた。
その甘美な快感を秘めたむず痒い刺激に、勝彦は唇を噛み締めた。
「もしかしたら君はここを使ったことがあるだろ?」
答えようのない問いかけに、勝彦は口を固く結んだ。
そうしている間にも、襞を掻き分けた指が、肛門の奥へゆっくりと押し入って行く。』(本文より)