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40代の兄貴から告白されたのは、空手部に所属していた学生時代に体験した、ある○○的な出来事。それは、徹底した上下関係に支配された、体育会の世界の裏の顔だった…。
試合の敗北を先輩達に叱責されながら、その身に襲いかかる暴力と性的な仕置き。面白半分の後輩シゴキから、ある行為を○○されてから、場の空気が次第に妖しく変化していき…。
G-men No.201に掲載された、体育会特集・短編小説作品(原題:空手部の制裁・雄リンチ)を配信開始! ショート作品のため、お買い得価格で!
「俺には、五つ上の兄貴が居る。兄貴といっても実の兄貴じゃない。俺の彼氏だ。歳は四十二歳。建築デザイナーと言うインテリな肩書きを持つ反面、その風貌といったら毛むくじゃらの熊である。しかし、けっして太っている訳ではなく、骨太というか、とにかく逞しい漢で、絶倫の上、アソコもでかい。ゴツゴツとした男根は男らしく、それを使ってのタチり方は半端じゃない。自慢にきこえるかもしれないが、身が持たない、と思わされる事がしばしばある……どっからどうみても、理想の兄貴だ。
兄貴の男らしさは、大学時代までやっていた空手のせいだ。あの腰突きの馬力は、その稽古によって培われたものだろう。
体育会特有の武勇伝も、いくつも聞かされてきた……。豪快な酒の場での話や、先輩に連れられていった風俗の話……どれも豪快で、男らしくてかっこいいが、ある夜、兄貴がフッと語った出来事は、意外にも○○的な体験談だった。(本文より)」