
【世界観】
楽游町603に所在する某精神科病院。
さまざまな悩みを抱える、精神障害者に対し専門的な治療やケアを行う医療施設。
だが、この街と病院自体に漂う雰囲気は神秘的かつどこか陰鬱で、
ここに入ると、まるでパンドラの匣を開けてしまったように
森羅万象あらゆる事象が起こりうる、禁断の「都市伝説」が紐解かれる。【あらすじ】
天体物理学の研究者であり、偏執症の症状を持つ天ヶ瀬奎は、
同じ物理学研究所の後輩である恋人に付き添われて、
どこか別世界に佇むような街・楽游町603にある精神科病院に通院している。
偏執症は、周囲のあらゆる人物が自分に敵意を向けていると思い込む病気で、
ときに恋人のことも疑い、その都度、奎自身も罪悪感に苛まれる日々。
それでも、見返りを求めず愛してくれる恋人と一緒にいて幸せだったが、
ある事件をきっかけに、奎の症状は劇的に悪化する。
その後、病院で奎は自身が目を背けていたある事実を聞かされる……、【キャラクター】
【受け】
天ケ瀬 奎(あまがせ けい)
CV.刺草ネトル年齢:34歳
身長:177cm
性格:物事を深くまで追求する性格から、特に研究者として専攻している天体物理学の知識が豊富。
洞察力も鋭く、人の言動や態度を見てその人の心理を推し測り、サポートしたり空気を読んだりすることができる。
ただし、周囲の人のことを信用したことはほぼなく、疑り深い上に警戒心が強い。
周囲から攻撃されたり、邪険にされたりするのではないかとたびたび感じることがあり、
人とは必要以上には近づかない。
また、極端に偏った思考に固執し、他人を信じられないため、周囲からの意見などを受け入れることができない。
これらのことから、人間関係を広く築くのが苦手で、唯一頼れるのは同じ物理学研究所の後輩でもある恋人のみ。
これらの性格は、子供の頃の発育環境に問題があると考えられる。
両親ともに健在だが、父親が統合失調症であり、少しでも機嫌を損ねると暴力を振るい、
母親は自身の保身に精一杯だった。
また、学校でも周囲に馴染めなかった経験も要因のひとつと考えられる。
大学院卒業後、物理研究者として邁進していたが、1年前にある理由で偏執症を発症した。
職業:物理学研究所の研究者
専攻:天体物理学
家族:父と母。20年前、父が奎や母親に暴力を振るうようになり、父は統合失調症と診断された。
病状:偏執症
病歴:1年【攻め】(リスナー・音無)
年齢:30歳
奎との関係:同じ物理学研究所の後輩。奎と付き合って1年。きっかけは、奎からの告白。
包容力があり、奎のことを心から愛し、癒しの存在となっているが、その優しさはどこか現実離れしていて、
奎の症状がどんなにひどくなっても包み込んでくれる。【尺:134分】
キャストトーク付き