αに捨てられ孤独に子を産んだ。夜の街で出会った新しいα、拒絶されたΩが幸せを掴む物語
BL濃度は★★★★★ 執着愛・孤独・事故った番・中出し・孕み・妊娠・人妻・ハピエン・拒絶・水商売・風俗・番解消
枝浬菰文庫の書きたい話しシリーズ❁あらすじ
名家・五十里家。
そこには古くからの掟があった――「Ωは家に不要」
事故で番になってしまった高校生のΩ、栗山凜音。腹に宿った子を抱えながらも、番となったα・五十里涼真は「Ωなどいらない」と凜音を切り捨てた。
ひとりで産んだ息子・弓弦は、五十里の血を引くα。
高校生となった弓弦の前に涼真が現れ、こう告げる。
「俺はお前の父親だ。このΩを救いたければ言うことを聞け」
愛されなかった。必要とされなかった。それでも、凜音は咲いた。孤独の中で、ひとりの花として。
そんな凜音に手を差し伸べたのは、別のα――西祐二。彼の言葉は、かつての痛みを塗り替えていく。
「君は、捨てられるような存在じゃない」
排除される血脈の中で、それでも生きた。 それでも愛した。
これは、孤独に咲くΩの、強くて儚い恋の物語。❁登場人物
・栗山凜音(くりやまりおん) Ω
高校生の時番契約と妊娠させられたみなしごΩ。弓弦を育てながら水商売をする。・栗山弓弦(くりやまゆづる)α
凜音の息子。母親想いのいい子に育つ。・五十里涼真(いかりりょうま)α
某会社の社長、凜音と番になり弓弦の父親。・西祐二(にしゆうじ)α
Ω風俗で凜音と出会い、予約が空いている時は凜音の元に通う。涼真の秘書。❁他
・五十里家
Ωを嫌い、裏の組織を操る名家。—–
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