あらすじ
獣人の少年ユニは、両親を失い故郷を追われ、人里離れた家で一人、竹カゴ作りに日々を費やしていた。孤独なユニの心を慰めるのは、耳と尻尾を隠さずにいられる小さな家だけ。ある日、マーケットで竹カゴを売るユニの元に、偶然現れたのは、かつてユニの両親を奪った種族である「人間」のシハクだった。 ひょんなことからシハクを家に招き入れたユニは、彼の不器用な優しさに触れ、少しずつ心を癒していく。 なぜシハクはユニの元に現れたのか? 獣人と人族という違いを乗り越え、二人の間に芽生えた感情は、果たして「愛」へと昇華するのか? 傷つきながらも前向きに生きるユニと、彼の心の扉を叩くシハクの、切なくも温かい絆の物語。
人物
【ユニ】受
モモンガの獣人幼い頃、両親を無くしてから故郷に帰れずに転々と住処を移して生活していた。
人間には複雑な感情を抱いていて……
【シハク】攻
武人?高そうな身なりでお金を持っていそう
弓道が得意で練習に励んでいた
獣人のユニのことを可愛いと思っている