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作品紹介
自分の身体に、自分で選んだ印を刻みたい——ただそれだけの願いだった。カントボーイとして生まれた主人公は、誰にも肌を触れさせず、秘密を抱えたまま二十一年を生きてきた。コンプレックスを上書きするために半年待ちの予約を取り、完全予約制タトゥースタジオ「Stigma」の扉を叩く。待っていたのは、オーナー彫り師・氷室鋭司。何千人もの肌に触れてきた指は、鎖骨に最初の一針を入れる前に、すべてを見抜いてしまう。
タトゥーマシンの振動が骨を伝い、隠してきた身体が暴かれていく。彫り師の精密な指先は、針と同じ正確さで主人公の感度を読み取り、逃げ場をひとつずつ塞いでいく。「お前の肌は、俺が今まで触った中で一番いい肌だ」——嫌悪でも憐憫でもない、職人としての確信に満ちた言葉が、主人公の心を根底から揺さぶる。
本作の魅力は、タトゥースタジオという密室空間で繰り広げられる濃密な駆け引きにあります。消毒液とインクの匂い、施術台の冷たいレザー、針の振動音——五感を刺激する描写が、読む者をスタジオの暗がりへ引きずり込みます。寡黙で強引、けれど決して雑にはしない彫り師×秘密を暴かれて抵抗できなくなるカントボーイの組み合わせは、攻めの圧倒的な「わかっている」感と、受けの羞恥と快感の板挟みを存分に味わえる一作です。
肌に刻まれた印は、もう二度と消えない。この身体を恥じていた主人公が、彫り師の手によってどう変わっていくのか——その結末を、ぜひ確かめてください。
文字数はハート、濁点など込みで約17660字ほど。
カントボーイ / 彫り師×大学生 / タトゥースタジオ / 秘密バレ / 年上攻め / 処女喪失 / 密室 / 肌フェチ / 溺愛 / 中出し


















