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作品紹介
仕事場で気になっていたあの人に、誰にも言えない秘密を知られてしまったら——。就活に失敗し続け、自分の存在価値を見失いかけている大学生・翔太。唯一の居場所は、行きつけのバー「Nightcap」のカウンター席だった。寡黙で優しいバーテンダー・蓮は、翔太がどんなに酔っても、どんなに弱音を吐いても、ただ黙って隣にいてくれる。いつしか翔太にとって蓮は、恋心を自覚しながらも決して踏み込めない存在になっていた。
翔太には誰にも明かせない秘密がある。生まれつき男性器がなく、代わりに女性器を持つ身体——カントボーイであること。そのせいで恋愛を諦め、人との距離を測り続けてきた二十二年間。
ある金曜の夜、最終面接に落ちた絶望から限界まで飲み潰れた翔太は、閉店後の店に残される。介抱する蓮の手が偶然、翔太の秘密に触れてしまい——。
「気持ち悪くねえよ。お前はお前だろ」
涙も秘密も全部受け止めた蓮が、次に翔太に触れるとき、その手はもうグラスを磨く手つきではなかった。カクテルを作るように丁寧に、けれど確かな熱を持って、翔太がずっと隠してきた身体を暴いていく。
拒絶を恐れ続けた青年が、初めて「このままの自分」を晒す夜の物語。閉店後のバーという密室で、間接照明のオレンジの光だけが見つめるなか、秘密と涙と快楽が溶け合っていく濃密な一夜をお届けします。
文字数はハート、濁点など込みで約19574字ほど。
バーテンダー×常連客 / 閉店後 / カントボーイ / 秘密バレ / 年上攻め / 酔い / 夜 / 密室 / 社会人 / 中出し
















