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作品紹介
神殿に仕えるΩの副司祭ルーシェには、誰にも知られてはならない秘密がある。男でありながら女性器を持つ「カントボーイ」——その身体の真実を隠し、βとして聖職者の務めを果たしてきた。だが大神官ヴァルターは、すべてを知っていた。
発情期の周期も。ルーシェがΩであることも。そしてカントボーイの身体を持つことも。
「お前の発情期は神への供物だ」
教典の一節を盾に、ヴァルターはルーシェの抑制香油を奪い取る。選択肢は二つ。聖堂の裏で大神官に身体を差し出すか、発情を全神殿に晒して異端として追放されるか。
壁一枚向こうを同僚の足音が行き交う祭具庫の中、声を殺して犯される月に一度の「奉仕」。触れられるたびに刻まれていく従属反応。抗えば抗うほど身体は裏切り、αのフェロモンに蕩けていく。
冷徹な翠の瞳の奥に、時折滲む隠しきれない熱。慈悲を説く声と同じトーンで囁かれる淫猥な命令。ヴァルターの支配は暴力ではなく、ルーシェの身体そのものを共犯者に変えていく。
聖域を穢す背徳の快楽。声を出せない極限の緊張。月ごとに深まる執着と、壊れていく境界線。逃げ場のない神殿で、ルーシェの理性は——どこまで保つのか。
文字数はハート、濁点など込みで約13043字ほど。
BL / カントボーイ / 大神官×副司祭 / 聖堂 / オメガバース / 発情期 / 番の刻印 / 身分差 / 声我慢 / 祭壇姦






























