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オリジナルライトファンタジー小説、裏お気楽ファンタジー26を収録。
獣人キャラが登場する18禁小説です。裏お気楽ファンタジー26
「時をかける犬ショタ」
初夏のとある昼下がり。狼の民の王子、ラウルフ・ジョン・ヴィーザブは包帯だらけの姿でベッドに横たわっていた。ラウルフをこんな目に遭わせたのは、虎の民の近衛兵士長ガトー・ボルドーである。普段は気弱で心の優しいガトーだが、とある条件を満たすと粗野で荒々しいケダモノに豹変してしまう。つい最近も暴走する余り、ラウルフを手にかけ、再起不能な大けがを負わせてしまったのだ。
そんなラウルフを哀れに思ったのは、犬の民の少年宮廷魔導士のルーイ・クレンスだった。ルーイは魔導士見習いの少年、狼の民のクロ・ヴィーザブを巻き込み、とある計画を実行に移す。今回も過去と未来を巻き込んで大暴れする仔犬達。果たしてラウルフや王国には明るい未来は訪れるのだろうか!?