
関連作品

成人向けライトファンタジー小説、裏お気楽ファンタジー30を収録。
コミックマーケット78で頒布させていただきました。
獣人キャラが登場するケモショタ、ケモホモ小説です。
露出、強×、触手、和姦、腹ボテ、二本差しなどのシーンがあります。裏お気楽ファンタジー30
「失われた狼王子」
春のとある日。犬の民の魔導士ルーイと狼の民の王子ラウルフは、喧嘩をして絶交する。原因はあまりにも目に余る二匹(主にラウルフ)の発情した行為に、兵士長のガトーが鉄槌を下したからだった。しかしラウルフは一方的に、ガトーに怒られたことをルーイのせいにする。堪忍袋の緒が切れたルーイは、ラウルフに三行半を突きつけた。
しかし次の朝。王宮内で起こった不慮の事故で、ラウルフは命を落としてしまう。ラウルフの死を知らされて医務室に集められたのは、ラウルフの父である国王のガルフと弟のクロ。それに、たまたま王宮に滞在していた神竜のカルマ、それにガトーとルーイだった。
ラウルフの亡骸にすがりつき、泣き続けるルーイ。そんなラウルフの亡骸とルーイを囲み、皆は落胆した表情を浮かべる。
そのとき、部屋のドアが勢いよく開けられ、白犬の少年と白虎の青年が入って来る。少年の名はルーイ・クレンス、錬金術師である。ラウルフと絶交したまま死に別れてしまったルーイは後悔の念にかられ、魔導士の道を捨てて錬金術に極めた。そして過去を変えるため、助手である白虎の青年ノイを連れて30年前の世界へやってきたのだ……。