精緻でリアリティあふれる描写がウリのショタエロ小説。11万字を超える2パートからなる長編。
□Part1
僕は大病院の小児科医。医者も体力勝負。朝のジョギングを習慣にしていた。
ここ数年来、毎朝のようにすれ違う一人の愛らしい少年がいた。最近は、僕にとってたまらない発達段階に達してきて、気になって仕方がない。しかも、ずっと巨漢の父親らしき男性と一緒に走っていた彼は、最近は一人で走ることが多くなっていて、その瞳は、かつての無邪気な子どものそれから、憂いを帯びた謎めいたものに変化していた。
僕は正月明けの日曜日、抱き続けた妄想を行動に移すべく、必要な道具を用意し、いつも彼が走る河沿いのコースで、待ち伏せした。正月早々、少年はついていなかった。僕がついているのかどうかは、わからない。
少年の名は、大樹君。小柄な、早生まれの■歳で、もうすぐ■学生だ。首尾良く彼を自宅に拉致した僕は、恐怖と痛みと、快楽の世界に、彼を引きずり込むべく、執拗な責めを開始する……。
約52000字。挿絵なし。
□Part2
すっかり大樹君に魅せられた僕は、一日の楽しみでは足りず、彼と○○契約を結んで、次週の日曜もうちに来るように約束させた。
約束の時間の五分前、チャイムが鳴り、期待に胸をふくらませてドアスコープを覗いた僕は、意外な光景に仰天する。大樹君と父親の抱えた事情と、彼らの求めたことは、僕の想像をはるかに超えていた。
それでも僕は邪念を蘇らせ、父親に要求する。僕の目の前で大樹君を○し、それを撮影させろ、と。それが僕の保険だ。
大樹君は自らの目的のため、僕の要求を積極的に受け入れる。でも賢い彼にも、自分のこころとからだにこれから起こることと、その意味を、正確に予想できるはずなんかないんだ。彼はまだ■学生なんだから。
大樹君と父親と、僕のたどる運命は、もはや僕の引いたレール通りだ。そう思った時、再びドアーチャイムが鳴る。予想を超えた展開が、またしても僕を待ち受けていた……。
59000字弱。挿絵なし。
文・表紙 とりさん
□注意事項
※PC・タブレット端末向けPDF、スマホ向け最適化PDF、縦書きルビつきEPUBファイル同梱。
※Part1、2バラ売り版もあります。ただしこのセット版は200円おトクな価格設定となっています。※EPUBファイルについては、付属テキストに詳細な解説、仕様、読書方法を記しています。まだ発展途上の書式ですので、いかなる環境においてもの完全な動作、快適な読書の保証は不可能です。サンプルファイルでの動作確認をお願いします。随時、バージョンアップします。
※今回のサンプルファイルは、かなりボリュームがあり、相当なネタバレも含みます。最初からご購入前提の方は、中身を読まず、動作確認程度に留められた方がよいいかも知れません。2012/6/30 EPUBバージョンアップ。目次に対応。