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僕は妻の遺骨の前で息子を抱いた――。
かつて同居までして、ショタビデオを共有していた仲間、春高。
しかし彼はひょんなことから「僕」の前から姿を消してしまう。そして運命は狂い始め、少年愛者である主人公は結婚し、男児を儲け、
妻にすぐに先立たれ、そして――息子に手を出してしまった。
よりによって、妻の葬式の日に。しかしある日のこと、春高が自身の息子を伴って「僕」の前に現れた。
果たして、この春高はかつての春高であろうか?
「僕」が息子にしたことをその子にしているんだろうか?再会は果たされ、そして――新たな運命の歯車が回り始める。
約46000字、表紙絵・裏表紙絵・挿絵3枚。