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サーカス団に所属する空中ブランコ団員の本です。 いいよね。ピチピチタイツ。
たまたま見に行ったサーカスの公演でかっこいい男を発見した大学生の橘康貴。その男は空中ブランコという危険な演目を無事に終わり、客の拍手喝采を受けていた。 どうしてもその男のようにかっこよくなりたい。と、公演が終わってすぐ土下座してまで頼み込んだ康貴。目の前には先ほど拍手を受け、輝いていた男こと柳内大河。大河は康貴の何かを感じたのか直接団長に入団させてもいいかと。答えはOKだった。 が、入団してすぐ演目に出れる訳もなく練習と雑務に追われていた康貴。だが明日の演目が初とのことになり意気込んでいたが……。