

20XX年、思春期の少年だけが疾患する恐ろしい病気が世界中を蔓延していた。
主な症状は以下の通り
1.患者の性的欲求が過度に増えること(発情)
2.放置すると患者の精神がむしばまれ人格崩壊し、やがて死にいたること。
3.周囲の男性が患者に対して異常な性的欲求を覚えること。—————
杉原健太郎もその病気に疾患した1人である。
通学中の電車内で発情した彼は、周囲の男達にねだる。「おじさん、早く僕に精液くださぁい」
本来、同性愛者ではないはずの男達が少年に襲いかかる。
「おう、いくらでも注いでやるよ、この淫乱。とっととケツを出せ」
こうして通学中に男達に○されるのが、健太郎の日常である。
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名鶴稔はそんな少年患者を治療する医師である。
この国で初めて患者に接した彼は、しかし患者を救う手段を見つけ出せずにいた。
少年達を助けるためには、対症療法にしかならない男とのセックスをさせるしかないのだ。だが、彼は知らない。
この病気には存在そのものが闇に包まれた、ある恐るべき集団の意思があることを。
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ショタ小説サークル『趣虐少年』がお届けする、『狂った世界の物語』
人類そのものの尊厳を問う!?
衝撃のラストがキミを待つ!!
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(注意)
約57,000文字(目次・後書きなど含む)
PDFファイルとEPUBファイルを用意してあります。
また、PDFは大きな文字バージョンもご用意しています。※EPUBファイルはPC(Windows10)上での簡易的な動作確認しかしておりません。
無料作品であることもあり、環境(端末)ごとの動作は保証対象外とさせていただきます。本作はJ.GARDEN40で冒頭部分(プロローグ)を無料頒布しています。
物語を最後まで書き終えたものです。この物語はフィクションであり、作中で描写される医学・法律・政治描写は作者の妄想の産物です。
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