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くるまの運転 小玉オサム作品集45

DiGiket.com同人

メーカー小玉オサム
再生デバイスパソコン, iPhone/iPad, Android
サークル/監督小玉オサム文庫
ジャンルガチ系同人, 小説
形式PDF
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関連作品

運転の下手な大学生と自動車教習所のこわい中年教官の不器用な恋を描いた『くるまの運転』、ホームセンターのトイレでハッテン『日曜大工』、白衣の似合う男前のケーキ職人がしゃぶりたがり『男の味』の三本を収録。

『くるまの運転』

はやくに親を亡くし、叔父に引き取られ大学に通っている幸司。
叔父は空港の利用客向けの駐車場を経営していて、幸司も卒業後はそこで働くことが決まっている。客の車を動かす必要があるため、免許は必須の職場。
なのに幸司は車の運転が苦手だった。

教習所に通ってはいるが、生来の不器用者だから運転技術がまるで上達しない。しかも、この人苦手だ、と思う中年のこわい教官とばかり当たって、教習所に行くこと自体が苦痛になっている。ところがその教官から、家がそばだから時間のある時に個人的に運転の仕方を教えてやると誘われて……。

不器用な青年と不器用な中年男の、不器用な恋物語。

単館上映の映画のような雰囲気、をテーマにして書きました。(二十年くらい前の感覚)

これまでに書いた三、四百本ほどの小説の中でも作者お気に入りの一作。

ゲイ官能小説。

初出『ジーメン』。

『日曜大工』

ホームセンターのトイレが男の集まる発展場になっているらしいと聞きつけて、平日の昼間、営業途中に立ち寄ったサラリーマン。

そこで出会った年上の素朴な雰囲気の三十男。職業は高校の国語教師でやさしい性格。
すぐに付き合い始める二人だが、先生は日曜大工が趣味の男で、休日のデートはいつもホームセンターめぐり……。

顔も体も性格もいい感じなのに、どこかしっくりいかない。デートはつまらないしセックスも飽きてきた。このままだと別れてしまいそう。
そんな時はDIYしてみたらいかが。

初出『バディ』。

『男の味』

犬連れでお茶できる「犬カフェ」を経営している主人公。まだ二十代だが三十に近づいてなんだか気持ちが焦っている。

カフェで出すケーキを作らせているフリーのパティシエ男と関係を持っているが、パティシエ男は大のくわえたがり。
舐めさせてくれるなら誰でもいいと、次々といろんな男にちょっかいを出している。

友人以上、恋人未満のセフレ関係とわかっていても、主人公はやっぱり面白くない……。

初出『バディ』。犬が出てきます。