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出張帰りに立ち寄った、とあるハッテンサウナで出会った俺好みのあいつ。俺はそいつをスペースに連れ込み、そして押し倒した。
「歳、いくつ？」
そいつに年齢を尋ねると、意外な答えが返ってきた。
「同い年。28才でしょ、今年」
なんでこいつは俺の歳を知ってるんだ？
「亮たんでしょ？」
そいつは俺に顔を近づけた。その顔……俺の記憶の中にその顔が浮かんだ。かつて好きだった俺の友達、富ちんだった。富ちんと愛し合い、そして、俺は自分の気持ちに気が付いた。
（俺は、今でも富ちんが好きなんだ）
でも、富ちんは言う。
「たぶん、本当の僕は亮たんが知ってる僕とは違うと思うよ」
そして、あいつはあの頃のことを話し始めた。俺の全く知らない、本当の富ちんを。ショタ鬼○小説サイト「なぞのむぅ大陸」の販売用作品としては2作目の完全書き下ろしです（約75000文字）。
彼等の思い出話を、そしてこれからを一緒にお楽しみ下さい。（注）本作品には性的表現が含まれます。
※ダウンロードファイルは電子書籍用EPUBファイル（EPUB3形式）とPDFファイル（2種類）を同梱した圧縮ファイルとなっています。圧縮解除の上、お楽しみ下さい。