

月刊ゲイ雑誌・G-men No.219に掲載された、露出小説作品を配信開始!
男×男の露出小説を数多く発表する、人気作家・夏田涼介が描く、南国の熱く危険な誘惑ストーリー!南の異国の地に降り立った、28歳の大手企業サラリーマン。彼のことを誰も知らないこの街で、彼が刻んだのは、二週間は消えないタランチュラのペイント・タトゥー。プーケットの熱い陽射しに灼かれた男は、淫らな本性を曝け出しはじめる。
彼の股間に注がれる現地の青年の好奇の視線、スパッツ越しに濡れた亀頭、トゥクトゥクの運転手に見せつける短パンの透き間、出会った有名柔道選手の日本人、その教え子との禁断の関係…。
遠い南国の熱気が、男達を淫らな興奮へと巻き込んでいく。その喧噪に飲み込まれていった男達は…。
「尚央は、そのラックのビニルを透かしてこっちを見ているタイ人に気がついた。
浅黒い肌の若い売り子だった。イスに座ったその売り子は威勢のよいタイ語で客を呼び込みながら、尚央の股間を凝視していた。尚央の股間をちょうど正面に見る位置に彼は座っていたのだ。タイカットと呼ばれる短い刈り上げ頭のハンサムな若者だった。
そのとき尚央が穿いていたのは薄手のハーフパンツだった。○○なパッケージを眺めているうちに硬くなっていた性器はハーフパンツ越しにハッキリその大きさを示していた。
尚央は一瞬羞恥を覚えたが、その羞恥心はすぐに別の欲望に変わった。尚央はいったんワゴンを離れ、マーケットの中にあるトイレでハーフパンツを脱いだ。現れたのは純白のスパッツだった。ラグビーパンツの下に穿くショートスパッツをその日、尚央は下着代わりに穿いていたのだ。
股間の隆起はあらわだった。よじれたサオが太く立体的に浮き出ていた。
脱いだハーフパンツはバッグに押し込み、透けるほど薄い生地のショートスパッツを股間に食い込ませて、尚央はトイレを出た。視線を隠すためのサングラスも忘れなかった。
苦しいほど胸が高鳴った。(本文より)」