

M○○に堕とされた洋介がS主人と過ごす、淫らな週末の実態とは? その秘められたSM○○の全てが赤裸々に明かされる、被虐と官能の長編小説!
人身売買、M○○、手錠、浣腸、秘部点検、鞭打ち、言葉責め、舌奉仕、泡踊り、剃毛、○縛、蝋燭責め、○○フェラ、アナルセックス…etc.
24歳の洋介にとって、満員電車での痴○体験が初めての男同士の性体験だった。洋介はその男・工藤の巧みな性技によって、淫欲の虜になってしまう。そして一年の間に、工藤はサディストの本性を現し始め、洋介の心身は被虐の悦びに蝕まれていくのだった…。
しかし、洋介と工藤のそんな『愛のゲーム』は、突然終わりを告げる。洋介に飽きた工藤は、彼を新たなS主人・磐田に売り渡してしまう。磐田の鬼○すぎる責めの数々が、次々と洋介を襲い始めるのだが…。
数々の青年SM○○小説を発表する、小説家・和泉裕が描く、男×男の性奴小説! かつて、ゲイ雑誌『さぶ』にて発表された同作品を、作者自身が大幅な加筆修正を加え、ゲイSM専門の季刊雑誌SM-Z No.16に掲載された長編完全版を配信!
「哀れ洋介は、傍らでうめき声を上げていた。海老状に縛って転がされ、斜め上を向いた肛門には極太蝋燭が突き立てられているのだ。縛りは厳しく、くいこんだ縄目の間からは肉が盛り上がっている。炎が揺れ、臘がポタリと垂れるごとに、洋介は切ないうめき声を漏らした。その声がしばらく途絶えれば、磐田は、哀れな人間燭台の腰を邪険に突つく。そうすると溜まった蝋が一度にダラッと落ち、洋介は一層切ない声を上げるのだ。
『そらもっと鳴け。さっきからロクな札が来やしねえ。景気づけにもっとでけえ声で歌え』
『へっ、とんだ歌だぜ。だけどそんな歌じゃツキは変わんねえや。そら、どうだ!』
『畜生ッ、やってらんねえや』
磐田は立上がり、洋介を蹴った。負けがこんでる鬱憤を、○○にぶつけているのだ。
『おい○○。おめえにも酒飲ませてやる。ただし……へっ、下の口でだ』
蝋燭がズブリと引き抜かれた。磐田は浣腸器を取り出し、丼に注いだビールをなみなみと吸い上げる。浣腸器の先端がアヌスに差し込まれ、よく冷えた泡立つ飲料が注入された。
『そーら、一気飲みだ』
『うううっ……』」(本文より)