読者投稿による体験談を基にした、夏の実録SM短編・3本立て！
ゲイSM専門の季刊雑誌SUPER SM-Zに寄せられた、読者体験談をベースに、男同士の愛と欲の情感をフェティッシュでマニアックな官能も交えて表現する、小説家?南風鈴が短編小説として描く！（SUPER SM-Z No.24掲載作品）
◎其の一 私のSM初体験
地方都市に住む33歳・投稿者の、不安と期待が交錯するSM初体験談。ネットの掲示板で知り合った相手と公園での待ち合わせ。対面を経て相手のマンションへ。互いの性嗜好と肉体を確認しながら望んだプレイは果たして…。
「正直言うと、私は自分がSなのかMなのか、自分のことがよく判らなかったのです。SMの画像を見てとても興奮するのですが、自分がそうされたくもあり、しかし好みの男が縛られ、苦悶の表情を浮かべているとそれに興奮したりもするのです。」（本文より）
◎其の二 俺が露出に目覚めた夏
26歳のフリーターが、夏のゲイビーチで出会った兄貴と経験した、ちょっとヤバい行為。誰かに見られるかもしれない野外での初セックスに興奮させられて…。二度目の再会は都内の公園。夜の街灯の下、裸になる彼らを取り巻くギャラリー。そして…。
「『パンパンに太いな。体毛も生えそろっていて、ちょうどいいよ。ほら、俺のもさわっていいよ』
そう言って俺の手を取り、自分の脚をさわらせた。俺よりも体毛が濃く、腿の毛は六尺からはみ出ている陰毛と区別がつかない。俺は、六尺の膨らみが気になったけど、恥ずかしくて目を逸らしてしまう。」（本文より）◎其の三 私とご主人様
年下の男との浮気がS主人にバレてしまった、45歳の会社員。隠していたキスマークをとがめられ、会社員がS主人から受ける様々な仕置き…。
「儂とのプレイはそんなに退屈だったか」
そのいたぶりに体は熱く興奮してしまい、涙を流しながら悶えるが、最後に待っていたのは…。「私は安岡さんに顎をつかまれ、口を○○やりこじ開けられます。そこに真上からダラッと唾を垂らされ、呑まされてしまいました。その後も唾液をたっぷり私の顔に浴びせ続けました。その後、安岡さんは私の顔の上に跨り、ファスナーの中から逸物を取り出しました。」（本文より）