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「・・・・・・父さん、オレ、○○になってくるよ」
「翔太! わかっているのか!? ○○ってなんなのか!!」父さんは言う。
多分・・・・・・オレはあんまりわかってないと思う。
でもさ、そんなの関係ないんだ。
「父さんの死」と比べた場合、会社の再建もできるし、父さんも生き残れるし、もしかしたらオレもまた父さんと一緒に生活できるかもしれないんだから・・・・・・どう考えてもこっちのほうがいいに決まっているんだ。「大丈夫だって! 父さん!! ・・・・・・でもさ、なるべく早く・・・・・・迎えに来てほしいな」
父さんの死と引き換えに「○○」になることを選んだオレ。
そんなオレに待っていたのは非現実的な現実だった。果たしてオレは、また父さんと一緒に過ごせる日がやってくるんだろうか・・・・・・。
みなさま、こんばんは!
私、「当施設」に所属してます、タローと申します。
さて、とあるきっかけで自分の身を私共の施設に売ることになってしまった翔太。
続き物ではございますが、彼に待っているものをもしよければ、ご覧頂ければと思います!
なお、PDF版とEPUB版を同梱させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。では、今宵はこの辺にて失礼いたします。
(文字数は約36000字、挿絵は2枚となっています)