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なりすまし ~視られたい男の巧みな罠

DiGiket.com同人

メーカー夏田涼介
再生デバイスAndroid, パソコン, iPhone/iPad
サークル/監督メディレクト
ジャンル小説, ガチ系同人
形式Win11, MacOSX, Win10, PDF, Win8.1
関連作品

月刊ゲイ雑誌・G-men No.207に掲載された、ゲイ小説作品を配信開始!
男×男の露出小説を数多く発表する、人気作家・夏田涼介が描く、見られ好きの男二人が、共に重ねる変態的な露出行為の数々!

ストリップ劇場の座席で、股間をまさぐる26歳の男・順平。練習帰りのラガーマンのような、薄手のショートスパッツを穿いた彼は、「男に見せたい男」であった。
自慰にふける順平を、あきれたような目で見る男たち。順平はそんな視線に興奮してしまうのだ。

そして、順平にはもう一つ特殊な性癖があった。ノンケの振りをして、ノンケ好きのホモに食われることである。
彼はそれを「成りすまし」と呼んだ。

その夜、場内で格闘技系の選手のような雄々しい男と目が合う。順平はその男に同じ匂いを感じ、勃起したサオを見せつける。すると、男は順平にアプローチしてきた。
「露出好きなんか?」
「ちょっとは、そういうの、あるかもです」

順平はその男・吉田からの「俺と楽しいことしないか」という誘いに乗り、後日、学生レスリング部員が集まるサウナへと向かう。
そこで、ノンケの男たちに「視られる」べく、純平と吉田は男同士でセックスをすることで、観衆に覗き見られようとするのだが…。

「吉田は、ニヤリと笑って、順平を抱き寄せた。
『覗かれてるのが確認できないと楽しくないだろ』
順平は、鼓動が急に高鳴るのがわかった。まったく吉田の言うとおりだった。
いくら覗かれていても、覗かれていることがわからないと面白みは半減した。
相手の表情が確認できてこそ、興奮できるのだ。そのあたりの心理を吉田はよくわかっているようだった。
やがて、左右のベッドに男たちが這い登ってきた。簡単に居場所は突き止められたようだ。
坊主頭が右側に3つ、左側に4つ。必死に顔をカーテンにくっつけてくる。
そうでもしないと内部は簡単に透けて見えないのだろう。
逆に、内側からは彼らの表情が滑稽なほど丸見えだった。
だが、順平も吉田もまったく彼らの気配には気がついていない振りをする。
吉田が、順平の乳首に触れてきた」(本文より)