
関連作品

「うわっ、くっせー」
コンビニで晩飯を買って部屋に帰ってくると、俺の部屋の中にはものすごい青臭い臭いが広がっていた。
精液の臭いなのはわかってはいるが・・・・・・他人の精液臭ってものはこんなにも気になるもんなんだろうか。
そして俺の目の前にはその元を生み続けているガキが転がっていた。
今日はじめてあったガキなんだが・・・・・・このガキがいきなり勝負をふっかけてきたのがすべての始まりだ。
「おにーさん、オレとそのゲームで勝負しね? おにーさんがオレに勝てたらなんでも言うこと聞いてやんよ。多分、無理だろうけど」ってな。
なので、この先何があったとしても、こいつのせい。
断じて俺のせいではない。
それだけはしっかり覚えておいてほしい。・・・・・・本当に俺のせいではないってな。
ゲーセンで勝負を仕掛けてきたこいつを負かして、ひたすらおもちゃにして遊ぶ話。
文字数約60000字 挿絵8枚+ゲスト1枚
支援サイト公開分の加筆修正版+書き下ろしもあり!