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G-men、サムソンで根強い人気を集めたコミック作品の数々を収載し、好評完売となった単行本が電子書籍版で復刻!
G-men No.28に初掲載となった表題作『富士見荘日記』ほか、1997年から2001年までの間に発表された短編コミック作品集。GMPDな男達が繰り広げる多彩な物語の数々!
好評読切作品2タイトルを収載!
◎夜の街
ゲイバーを営むマスターのケンと、アルバイトのタダシ。
冬のある日、タダシはケンにプレゼントを渡そうとするが、ケンは受け取れないと断る。お互いにタイプながらも、店の中でデキてはいけないと、ケンは店主とバイトの関係を保とうとしていたのだ。
不景気のために店の売上げが冷え込む中、なんとか営業を続けるケンであったが、ある出来事をきっかけに、「俺…この店たたもうかと思うんだ」とタダシに告げる。止めようとするタダシに対してケンは…。
◎出郷
出張で上京したことをきっかけに、かつて青春を過ごした町を訪れた主人公。
夜の道で、不意に出会った医学生の下宿先で、ある研究ノートをめぐって会話を続ける。そのノートは前の学生が置いていったものと思われ、医学生は筆跡が二人分あることに注視しているという。
主人公はそのノートを手にすると、かつてのある男との日々を思い返すのであった…。