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大堂茂は相撲部の主将で、ゴツムチ体型。藤沢雪夫は彼の後輩で、豊満な体型。
前編では、雪夫が万引きする現場を大堂の子分が写真に撮り、その写真を
ネタに大堂が雪夫を脅迫する。「今後、俺の言うことを聞かなければ、警察に言うぞ」と。大堂は、町はずれの廃墟ホテルに雪夫を連れ込み、性的な嫌がらせをする。更に、自宅に雪夫を呼び寄せて、
女好きの大堂は、雪夫を女代わりに楽しもうとして、彼のアナル開発に取り組み、アナルセックスの餌食にする。しかし、その後、大堂の夜の夢に雪夫がよく出てくるようになる。本心は雪夫に惚れかかっているのに、自分がホモだなんて認めることができず、
「雪夫が夢に出てくるのは、俺を呪い殺したいからだ」などとオカルト的な妄想で自分を納得させようとする。さて、ここから後編に入る。
大堂は再び、例の廃墟ホテルに雪夫を連れ込み、最近のむしゃくしゃした気分を晴らそうと、ホテルの元レストランだった場所で、
二人とも素っ裸になって相撲を取る。雪夫が起き上がれなくなると、大堂が馬乗りになり、「お前は俺を呪い殺したいんだろう?」と
自分の妄想をぶつけながら、雪夫の首を絞めにかかる。雪夫は力を振り絞って大堂を払いのけ、これまでの鬱憤を爆発させるとともに、
心に秘めてきた大堂への恋心をぶつける。雪夫の突然の告白に大堂は戸惑う。自分も雪夫に惹かれ初めている一方、ホモであるとは認めたくない。
その葛藤のなかで、今後、大堂はどう振る舞っていくのか? 二人の関係は今後どうなるのか・・・。(ページ数) 57ページ
(文字数) 17183文字