

「や、やめるんだっ、男同士でこんな事はよくないっ…、んうぅっ…」「コーチの体、スゲえ格好いいッス…男らしいッス…」
格闘技道場の雄々しい道場主が、後輩から無理矢理○され、心身を性奴に堕とされる! 全四話で綴られる、体育会野郎○○巨編、開幕!
元レスリング部コーチの正木道忠が開設した格闘技道場。かつての後輩・真一郎が指導者として道場に加わることになり、二人の共同生活が始まって一週間が経った頃であった。二人で寝技の稽古中、正木の背後に密着している真一郎の息遣いが荒々しくなる。「やっぱスゲえいい体してるッス。堪んねえっ…」そして、正木の尻には、真一郎の硬くなった肉棒の感触が…。
長年、正木を慕い続けてきた真一郎は、密かに悶々とした発情を抱えていたが、一つ屋根の下の生活で我慢の限界を迎えたのだった。獣と化した真一郎は、強引に正木を組み伏せ、赤黒く怒張した逸物でケツを○してしまう。「も、もう我慢できねえッス…」「や、やめるんだ! ンオアァッ!」苦痛に悶える正木であったが、なぜか彼自身も勃起してしまっていて…。
そんな秘密のスパーリングで、主従関係が逆転してしまった正木に、真一郎が「コーチ。たまには場所を変えませんかッ?」と提案する。二人が訪れたのは、男同士がサカり合う有料ハッテン場であった。待ち合わせをしていたのか、「おッ。やっぱり来てくれたんッスねっ」と筋肉野郎が真一郎に声をかける。二人は正木の目の前で激しいアナルセックスに及ぶのだが…。
道場内で改めて真一郎に抱かれる正木。それまで、自ら『求める』ことはしなかった正木であったが、真一郎から横暴に命じられると、なぜか心身がゾクゾクと興奮に震えてしまうのだった。「ちゃんと口に出して『お願い』してみなッ」「ああ…早くその太っといのを、その硬くて熱い太っといチ○ポを、挿れてくれっ!」○○の性行為に溺れていく正木。そして、衝撃の告白を告げる真一郎。二人の行方は果たして…?
野郎が野郎に○される濃厚な性描写を得意とする、人気ゲイ作家・居向田太牟が描く先輩×後輩下克上ゲイ小説! ゲイ雑誌月刊G-men No.182誌上にて発表された人気シリーズ第一話が配信!
『(んっ!?)
俺の腰、いやケツの辺りに、なにか硬い感触が当たっている。
「す、すいませんっ、最近ヌいてなくてッ…」
物の弾みというか、単なる男の生理現象とでも言うような言い方だった。驚き戸惑う俺に、詫びを入れるわりには、真一郎の巨体は俺の体から下りることなく、それどころかその硬いモノをグリグリと益々激しく押し付けてくる。
「ハァハァ…」
俺の耳元で囁かれる真一郎の息遣いも益々荒く激しくなっている。
(どういうつもりだっ…、ん、んっ!)
俺の腋の下から手が差し込まれ、指導用の道着の上から俺の大胸筋が強く掴まれた。
「んっ、な、なにをしてるんだっ?」
「やっぱスゲえいい体してるッス。堪んねえっ…」
更に道着の合わせ目から強引に手が入れられ、俺の胸が直に触られる。
「お、おいっ、やめろっ」
重たい巨体を何とか振り落とそうとしながら、俺はすぐ後ろの真一郎を振り返る。
「っ!」
いつもとはどこか違う、凶暴性を増してギラギラとした獰猛な目付きの真一郎と目が合う。
「道着姿の正木コーチもめちゃくちゃ格好いいッス…。だから俺ッ、余計にもう我慢できないッス…」
「な、何だっ!? うあぁっ、な、何をするんだっ!?」」』(本文より)