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どうしていいのか、わからなくなる……。
『ネコ』としての需要がなくなった。
だから、『タチ』に切り替えた。
セフレもいるし、マイペースに仕事もできている。
それなりに満足。けれど、たまに思うのだ。
やっぱり、『ネコ』に戻りたい、と。47歳の喫茶店マスター、後藤啓介。
もともとは『ネコ』だった後藤だが、年齢とともに抱かれる機会は減っていき、現在は『タチ』として過ごしている。
それなりに納得して生活していた後藤の店によく来る客、神田利久(22歳)にアプローチされ、久々に抱かれることに。
男を受け入れる事なんてなれていたつもりだったのに、久々すぎてどうすればいいのかわからない。そんなおじさんのセカンドバージンをお楽しみいただければ、と思います。
約13500字です。
A5サイズ、縦書き:P39、横書き:P51、です。