
サーキットで命の戦いを繰り広げるトップレーサーの冷めない熱をなだめるのは、専属のメカニック…!
カーレースのドライバーである雪代千景(ゆきしろちかげ)は3年前、大きなクラッシュに巻き込まれ、全治6ヵ月の傷と火傷を負う。しかしその数ヵ月後、レース会場に復帰した千景は恐怖心を感じなくなっていた…。彼はどんどんパーソナルレコードを更新し、ついに昨年度、トップレーサーとなる。
マシンを手のように扱うその走りは「命を捨てている男」と呼ばれた。そんな千景のマシンをメンテナンスする専属チームのメカニック、日比谷星来(ひびやせら)は、命をかけて戦う千景のレース後の冷めない熱を、その体を使ってなだめることになる―…。
★サーキットのトップレーサー×専属メカニックの情愛プレイ…!!
本文34P・本編では黒線修正です。
雪代千景(攻)
雪代千景(ユキシロ チカゲ)
190cm78kg 28歳海外大会も行われるカーレースのA級ライセンス・ドライバー。
黒髪、グリーン系統の瞳、筋肉質。首~胸元にかけてタトゥー。普段は落ち着いていて口数は少ないが、レースに対する熱意は大きい。
もって生まれたレーサーとしての才能をいかんなく発揮し、大クラッシュ事故から復帰したあとはランキングトップに昇り詰める。とある茶道の流派の宗家出身。次男。
お茶がたてられるレーサー。
抹茶味の菓子が苦手。
日比谷星来(受)
日比谷星来(ヒビヤ セラ)
180cm73kg 27歳
青髪、レモンイエロー系統の瞳、照れ屋。最新マシンを所有運営するレーシングチーム「Mostro(モストロ)」の専属メカニック。
自動車整備学校を優秀な成績で卒業し、海外メーカーのガレージで勤務していたが、腕を見込まれてモストロに引き抜かれる。千景の大クラッシュ事故を目の当たりにし、入院中は唯一、片時も彼のそばを離れなかった。
*本編抜粋