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誇り高き純潔の王子は、外道の手によって穢される――支配の快楽に抗えるか。
アルヴェン王国の王子ユリウスは、瘴気に侵された地を浄化する聖なる力を持ち、民から敬愛されていた。
高潔で誇り高く、誰よりも責務に忠実な王子。
しかし、突如として起こった辺境都市フィオレンティナの陥落が、彼の運命を狂わせる。原因を探るべく単身で向かったユリウスは、異形の魔物たちを操る黒髪の男・ゼノと対峙する。
ゼノは人間には扱えないはずの瘴気を己の力とし、ユリウスの浄化魔術を無力化。圧倒的な力の差を見せつけるようにユリウスを捕らえた。鎖に繋がれたユリウスを待ち受けていたのは、屈辱的な支配。
ゼノは王子の誇りを弄び、彼を完全に支配するために快楽を与え続ける。
決して折れまいとするユリウスだったが、支配の快楽は彼の純潔すらも塗り替えていく。
王子の運命はこのまま外道の手に堕ちるのか、それとも――?※表紙画像にAI生成イラストを使用しています。