
そんなある日のことだった。また練習から帰ってきて、部屋に入ると隙間が光が漏れていた。『今日は女の来る日だったかな?』なんてワクワクして覗くと、柔道部の後輩と思われる男子学生が来ていた。阿部が何度もでかい声で「滝沢」と言っていたので、名前は滝沢と言うらしい。
滝沢は阿部の前に正座して下を向いていた。何かしくじったもだろうか。
阿部はひどく怒っているように見えた。きっと柔道部で何かがあったんだろう。
話が聞こえてきた。
「お前ほんとに反省してんのか!」
「はい」
「じゃあ何なんだ、今日の試合は! 格下のやつに負けて、いいと思ってんのかよ」
「はい、すいません」
「これまでずっとお前を強くするために、面倒見てきたし、可愛がってきたのに、その結果がこれか!」
「申し訳ありません」
「気合が足らねえんだよ!」
「ほんと、申し訳ないです」
「何か女とチャラチャラやってるらしいじゃねーか、そんなことやってるからこういう結果になるんだよ やることやってるから、そういうことやれや!」
「すいません」
「女とチャラチャラしたがるのは、精子が溜まってるからなんだよ、ここで精子空っぽにしてはいけ」
「どういうことですか?」
「だからここで金玉の中の精子全部出してけって言ってんだよ!、そうすりゃ女なんか抱きたいなんて気持ち起きねーからな」
「……」滝沢はだまっていた。
「冗談で言ってんじゃねーぞ、本気だからな」
「わかりました」
滝沢は学生服を脱ぎ、ズボンも脱ぎ、ワイシャツもブリーフも脱いで、全裸になり膝まずく体勢を取ると、勢いよくチ●コを擦り出した。
「そこの新聞紙広げて布団が汚れないように、その新聞紙の上出せ」
「オッス」
そう言うと滝沢は激しく硬く勃起したチ●コをこすった。だんだん息が激しくなってきた。亀頭からは我慢汁が大量に溢れ出ている。
「先輩、自分いきそうです、いっていいですか?」
「ああ、出せ」
滝沢は大量の精子を新聞紙の上に吐き出した。滝沢は真っ赤な顔をして阿部を見つめた。
「一発では足りねーから、もう一発出せ」
「オッス」
そう言ってまた再びチ●コを擦り出して、滝沢は目を閉じ、恍惚の表情をうかべながら、喘ぎ声を出した。
「あっ、いきます!」と滝沢が言うやいなや、二発目なのに、またしても大量の精子が飛び出した。
太一は不思議な気持ちでそれを見ていた。と言うのも、阿部が女とセックスをしているのを見るのは、もちろん興奮していたのだが、こうやって阿部が下級性を性的にいじめているのを見ていたら、何故か自分が興奮しているのに気づいてしまったのだ。
『あれ、やばいぜ、俺チ●コ立ってきた。なんでだろう』
太一はこの疑問に応える正解が見つからなかった。しかし事態は太一の想像しない状況に発展していった。
「精子出した程度で、許してもらおうと思うなよ。てめえは根性も足りないし、先輩の言うことをちゃんと聞こうと言う気も足りないし、気合も足らねえんだよ。今から根性入れ直してやるからな」
そう言うと、阿部がブリーフを脱いだ。でかい男根がごろりと現れた。
「しゃぶれ!」※本編ファイルに画像は含まれておりません。