
「僕……パパとしてみたい……」
友達に紹介される形で、見知らぬおじさん相手にパパ活する一花。一花は特にパパ活する必要性なんてなかった。
母親は幼い頃に他界し、父親と二人で生活してきた。ちゃんと学校に行ける上、お小遣いも貰えるという何不自由ない生活を送っていた。
特に遊びに行く事もほとんどない一花にとって、お金は必要なかった。────では、どうしてパパ活するのか?
その自問自答に悩んでいる時、父親にパパ活しているのがバレてしまう。
それ以来、ぽっかりと胸に穴が開いたような感覚がし、一花はその違和感を探っていく。
すると、一花は父親に親子という一線を越えた関係になりたいと思っている事に気付いてしまい……。父親×息子────血の繋がった実の親子による、官能小説。
小説 61p(本文57p+あとがき1p+表紙等3p)
※表紙及び奥付のみ、AIイラストを使用しております。