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親をなくしてひとりぼっちになってしまった小林炯。
彼のもとへ、ひとりの少年が訪ねてくる。少年はシロ、と名乗った。炯を幸せにするためにやってきたのだ、と彼は言う。
そして、奇妙な共同生活がはじまった……。(あの日見ていた空の色)“病人の部屋は、いつもあまったるいにおいで満ちている”
ずっと病院にいる弟に、滅多に会いに行くことのない「僕」。会いに行かないのは、弟を見ていると辛くて、どうしていいかわからなくなるからだ……(甘い腐臭)浅葉りな短編集
「あの日見ていた空」
「甘い腐臭」
「北の魔王」3本立てとなっています。