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「どうかもう、消えてしまいたい」
「初めまして、今日からお世話になります」
画家『桐生夏目』の元にやって来た青い目の青年、
『椎橋ブルー有葉』
彼は日々食事をしない拒食と言う名の自傷行為を繰り返し、
自らをひたすらに追い詰め続けていた。痩せた身体で溺れるほどの体調不良の中、この世の終わりを祈りながら。
「どうかもう、消えてしまいたい」
一方、孤独の最中にいる有葉に、夏目は戸惑いながらも手を差し伸べようとする。
「ここにいてもいいんだよ」
「生きていてもいいんだよ」伝えたいのは許しの言葉、しかしその言葉はどうしたら有葉に届くのか?
一次創作BL小説/全118ページ/全年齢向け。
※体調不良描写を多く含みます、嘔吐注意、苦手な方はご注意ください。