
「一生不幸でいてくれ。一生書き続けてくれ。そうでなければ死んでくれ」
最近呼吸ができていない――そう考えるフリーライター、入間夜々。
その理由は作品の執筆がここ数年できていないから。
執筆ができないのは、優しく穏やかな生活を恋人の中里陽向と送っているためである。
夜々の執筆には心に痛みを感じる必要があった。
痛ければ痛いほど、彼は素晴らしい作品を書くことができた。
昔を懐かしむ夜々に転機が訪れる。
過去に自分の才能を見出してくれたが、才能を枯らすのを見て失望し強○してきた相手。
出雲月人が夜々の仕事相手である出版社に編集者として配属されてきたのであった。創作者としての苦悩。そして自分は幸福になってはならないという呪いの中で――書けない夜々は、傷に淫する。
本作のポイント
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登場人物
入間夜々(CV:深川緑)
主人公。受け。167cm、54kg。21歳。(高卒)
オタク気質の陰キャ。現在は出版社から依頼されて雑誌の記事等を書いているフリーライター。
痛みや苦しみがないと作品を描けないという性質を持ち、書きたい気持ちと辛い目に遭いたくない気持ちが心の中で複雑に絡まり合っている。
過去に親から受けた虐○によって、その辛さを作品として昇華していた。
それを当時文芸部の部長であった月人に評価され、可愛がってもらっていた時期があるが、家庭環境が改善されて以降はぬるい話しか書けなくなり、それに業を煮やした月人に強○されてしまう。
出雲月人(CV:秋月勇人)
攻め。180cm、76kg。23歳。編集者。怜悧な美貌を持つ。
恐ろしく仕事ができるが、大抵の人間に嫌われるタイプ。
夜々の創作物に過去とても心が救われていた経験を持つ。
それゆえに、幸せになった夜々の筆が鈍るのが我慢できず、彼を強○してしまった過去がある。
再会してからも夜々に執着をし続け、凌○する。
しかしそれもこれも全ては月人が純粋に感動を追い求めるからであり、彼の心は無垢である。
中里陽向(CV:みつはし)
攻めその2。187cm、84kg。24歳。介護士。人懐っこい大型犬のような男性。
現在の夜々の恋人。文学に関してはさっぱりわからず、夜々の創作に対しても興味がない、分からない模様。
介護士をしており、とても心優しい。