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作品紹介
峡谷の吊り橋で関所番として転生した元陶芸家のΩカント・ユヅキ。五年前、嵐の夜に番にされかけ、項腺に歯を立てられる寸前で吊り橋から峡谷の激流へ身を投げた——「自分の身体が、あの男を求めた」その恐怖から逃げるために。偽名で別の関所に潜り込み、抑制剤で本能を押さえ込んで五年。ようやく見つけ出したのは、五年間ユヅキの匂いだけを追い続けた山賊の頭領α・ガルド。琥珀の瞳に金色の覚醒光を滲ませ、低く呟く——「通行料は金じゃねえ。お前の身体だ」。
橋の両端は部下たちに塞がれ、退路はない。崖の洞穴に連れ込まれ、焚き火を挟んで対峙するふたり。氷点下の岩壁、抑制剤の効果が切れていく身体、蜜を溢れさせ痙攣するカント——「五年前は逃がさねえ、今度は逃げなくていい」。力ずくで奪った男が、五年かけて待つ男に変わっていた。
見どころは、αの匂いひとつで蕩け、項腺を唇でなぞられただけで♡濡れ堕ちるΩの暴走。焚き火で温められた熱い指が、凍えたカントの中へずぷりと沈み込み、五年分の渇きを内側から溶かしていく温度差責め。粗野な山賊αの執着と、陶芸家だった前世の誇りが本能に砕かれていく堕ちの過程。「自分の形を本能に決められる」恐怖を超えて、αの腕の中に自ら歩み寄るカントの陥落を、極寒の洞穴で濃密に描き切る一作。逃げ続けた五年が、ひと晩で蕩け落ちる。
文字数はハート、濁点など込みで約12979字ほど。
BL / カントボーイ / オメガバース / 異世界転生 / 山賊α×関所番Ω / ノット / 連続絶頂 / メス堕ち / 官能小説 / R-18小説


























