
これは、ある一人の生徒から見た『当たり前の光景』
本州から離れた離島───霧に覆われた浮島と呼ばれるその島は国中から身寄りのない孤児を集め、育成している。
小さな島と狭い学園の中で、大人の言う事は絶対だと教えられながら成人を迎えるその時まで育てられていく、子○たち。
成人を迎えたその時、ついに「出荷」される。しかし、生徒たちは誰一人として出荷された後、どうなるのかは知らない。
───これは逃げ場のない島という名の檻の中で、育つ子○たちの物語。他の子たちと同じく孤児であるオミはその日、一年生にとって一番汚いとされている『役割』の日だった。
それは教師の欲望の捌け口───肉〇器になることだった。もうこの役割に割り振られてから七回目であるオミは、職員室で淡々と作業に取り掛かる。
しかし、今日はいつもと違って開幕早々おもちゃで散々犯される羽目に……。【本作の物語にプラス、後日談を追加!】
役割を終えた翌日、オミは廊下で見知らぬ生徒とすれ違う。
すれ違う時、見覚えのない鍵を落としたのに気付いて届けるが二年生しか足を踏み入れてはいけない一階上にいる事、異なる制服を着ている事から彼が二年生だと気付く。
話しかけようとした時、チャイムが鳴り響き、急いで自分のクラスへと戻ろうとするが教師が階下から上がっている事に気付き戸惑っていると二年生の彼に死角へと誘導されてしまう。
囮として身を差し出した彼の身に起きた事────それがこの島の終わりの見えない地獄を映し出していた。小説 35p(本文31p+表紙等4p)
※表紙及びあとがきなどにAIイラストを使用しております。




