
関連作品

膀胱が、痛いほど張っているが出ない。視線が尿道の先に張り付いたまま、瞬きひとつしないからだ。
優勝したばかりの体が、こんなに情けない。ステージでは誰よりも硬かった筋肉が、今はこの狭い検査室で、白衣の前に晒されている。全裸で排尿を見守られている。
「力を抜いてください。見ているだけです」
意識すればするほど、芯が持ち上がっていく。自分の意思じゃない。なのに、自分の体だ。検査官の目が、ゆっくり下がった。
「採尿は不能、ですね」
声が事務的なのがむかつく。検査官はコップを取り上げ、無遠慮に俺のモノを掴んだ。
「代替検体に切り替えます。精液です。規定上、採取は監視下。汚染防止のため、ご自身の手は使いません」
何言ってんだ、こいつ。だが、断れば失格…。俺は検査官に従うしかなかった。セリフあり13枚+せりふなし13枚
※本作に登場するシチュエーションは、すべて創作上のフィクションです。実在の人物、団体、場所等とは一切関係ありません。
※犯罪行為その他、違法な行為を肯定・推奨するものではありません。
※Gensparkで生成した画像を加工しています。




